原作は、「妖怪ハンター」シリーズとして週刊少年ジャンプに掲載された「生命の木」である。正に奇談としか言いようの無いエピソードであるが、ヒロイン役を登場させるための「神隠し」と絡めた映画オリジナルの構成は、大きく破綻もせず上手くまとまっていたように思う。
舞台設定を原作と同じく、昭和50年代に設定している。ロケ地に、本当に開発されていない田舎を良く見つけたなぁと感心した。ボンネットバスだの旧型のワゴンだの、「ディスカバージャパン」とか「列島改造計画」といったセリフなどの細かい配慮もなかなか憎い。それが成功しているか否かは微妙であるが、部落ネタである関係上、こうした「昔の話ですよ」という強調は、外界から隔絶されていなければいけない必然性以上に必要な配慮のようにも思えてしまった。
阿部寛の稗田礼次郎、イイ感じだったなぁ。
私（４０代後半）がこれを見ていると、娘に「お父さん、大丈夫？」と心配されてしまいました。（何を心配してるんだか）
ストレートな学園ラブコメで、懐かしい感じがただよってきます。原作未読ですけれど、結構売れたとのこと（そりゃ映画化されるんだから）。いつの時代もこの種の物語はすたれないな、とオジサン的感慨ひとしおです。
物語は藤澤演じる少女の「揺れる乙女心」が中心ですが、役者では小池徹平の演技が良かったです。ベタなストーリーを彼の演技力が頑張ってささえています。軽い気持ちで見る軽い作品です。
＃ ストーリーは主に関西圏の高校で展開していきます。
＃ ところで、修学旅行のシーンがあります。
・関西圏から飛行機でいく必要があるくらいの距離で、
・巨大な仏像らしきものがあり、
・人力車がある観光地
あそこはどこなんだろう？
ただ写真が羅列されただけの本ではなく､６つの章で構成されています｡
１章は主に恵麻ちゃんの笑顔､２章はラブリーベーシックスタイル､
３章はスキンケア･メイクについて､４章は周りから見た恵麻ちゃん､
５章はお気に入りの物について､６章はこれまでの活動と天花について
という感じになっており､見ごたえがあります｡ 大体がこれまでノンノに掲載されていた写真で､撮りおろしは無いけれど
幼い頃の写真や撮影の合間のオフショット､好きな物について語っていたり
モデル仲間のメッセージがあったり等､ノンノを毎号購入している人でも
見どころが十分あります｡カバーやレイアウトも凝っていて可愛い｡
それでこの低価格なので､とても満足度の高い一冊だと思います｡
| 
